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組織づくりや経営の経験も積める──成長中のHelixesで経理として働く魅力

2023.07.25

Helixes Inc.のメンバーやそのマインドについて発信していく「Helixes.log」。

今回は、Helixesにおける経理という仕事の特徴や、働く魅力などをバックオフィスグループの松野、上村、COOの八木が語り合いました。

ケアすべき、気にかけるべき範囲は想像以上に広い

─まずは、これまでにHelixesの経理をどういう流れで担当されてきたか教えてください。

八木 そもそもからお話すると、会社ができて間もない頃は、maxillaの立ち上げから携わっている松野さんが経理や労務、総務などバックオフィスの仕事をほぼ一人で担当していました。そこに数年前から上村さんや他スタッフが入社し、バックオフィス全般の幅広いサポートを行ってもらっています。

松野 今も経理は私が担当していて、必要に応じて上村さんたちに手伝ってもらっている状況でした。ただ、近年は事業の拡大や社員の増加に伴って業務量も増えていますので、経理に関してはいよいよ専門的にやっていただく方が必要になってきた、という流れです。

─この会社における経理業務に、何か特徴などはありますか?

上村 私は前職もエンタメ系の会社に所属していたのですが、Helixesに来て思うのは、ケアすべき、気にかけるべき範囲が想像以上に広いということです。社内の調整だけでも人数が多いですし、外部のクリエイターや会社への依頼も多いので、取りまとめるものの量が細かく、たくさんあるんです。

松野 経理業務の中でも中心となる請求書の処理などは、Helixesのようにクリエイティブ領域の会社ならではの特徴はあるかな、と思います。例えば法人だけでなく、個人事業主の方から請求書をいただくことも多く、初めて請求書を送るといった方もいらっしゃいます。おそらくインターネットで調べて送られてきていると思うのですが、その請求書が法的に問題ないか、など1枚1枚丁寧にチェックする必要があります。

業務効率化のシステムを変化に合わせて構築

─経理業務はどのようなツールで行っているのですか?

松野 クラウド会計ソフトの「freee」を使っています。関連ツールで経理だけでなく、給与や人事面などでも使えるので、総合的な利便性から選びました。今、日本の経理業務は過渡期の時期にあって、インボイス制度の導入やそれに伴う適格請求書の発行など、より複雑な仕組みへと移行しようとしています。社会の変化を見張りつつ、その動きに対してどう対応していくか、常にインプットをしながら判断していく必要があります。私も、これまで慣れ親しんできた経理の手法とは違ったやり方を学ぶことができているので、そこは面白い点かなと思います。

八木 そうですね。積極的に新しいツールを試してみたり、業務改善を推進したりと、柔軟性があるのもHelixesの特徴かなと思います。

例えばfreeeに関して言うと、会計データをAPIで抽出して、経営企画に活かしたり、営業戦略を作る上で見やすいデータに活用したり、また労務回りであれば、Slackの投稿から案件データを取り込んでfreeeと連携させるなど、システムを自分たちで考えながら構築しています。土台としてfreeeがありながら各種サービスやデータと連携させながら活用していて。こうした動きも、業務改善や物事の最適化に興味がある人にとってはすごくいい環境だと思います。

松野 freeeへの入力など日々の煩雑な部分はCASTERという外部パートナーにも依頼しています。できるところは積極的にアウトソースしているという点も、業務改善を重視するHelixesらしいなと思います。私一人で入力していた昔と比べると、今は圧倒的に業務量が減ってきたと思います。

過渡期の社会の中で、組織をつくる貴重な経験が得られる場

─Helixesの他の業種よりも、経理は汎用性の高い業種だと思います。さまざまな企業が選択肢に入るなかで、Helixesで働く魅力はどこにあるのでしょうか。

八木 先程も言った通り、体制や仕組みをいろいろと柔軟に変動できる会社というのが大きな魅力です。経理業務を行う方は安定志向が強い傾向にあるかもしれませんが、自分で主導権を握って、会社を改善できたり、成長する土台を作っていくことに興味のある方には、ぴったりの環境じゃないでしょうか。一方で、IPOを目指すということも現状はないので、そういった経験をしたい方にとっては不向きかもしれません。

一緒に組織を作っていくことにコミットして、自身の成長に繋げていきたい。経理という枠にとどまらず、裁量を持って動いていきたい。経理だけでなく、労務や総務など幅広く知見を増やしていきたい。そういう方にとっては、Helixesは活躍できる機会が多いかなと思います。

松野 国の制度も過渡期にあるので、今まであったものを守っていくだけではなく、新しく挑戦できることが増えていくと思います。会社も少しずつ人数が増えてきて、まさに次の成長を遂げようとしている段階。全くゼロから作り上げるというよりは、少しずつシステムが整ってきたところで、さらなるステップアップをどう図っていくかを考えるフェーズなのかな、と。変化のある組織ですし、自分で組織をつくるための動きもたくさんできるので、積極性があれば従来の「経理」の像に縛られない、面白いキャリアを積める場所なんじゃないかと思います。

八木 コンテンツIPの事業に興味のある人もぜひ応募してほしいですね。広告制作やIPビジネスなどのお金の流れとか、ビジネスの流れなどをたくさん知ることができる環境です。また、周りもクリエイターばかりなので、そういったメンバーの一員として働けることも、コンテンツIPに興味のある方には魅力かなと思います。

めげずに、おおらかな心を持って、自走できる人

どういった能力があるとなお良いのでしょうか?

上村 バックオフィスのなかで私が社員とのコミュニケーションの先頭を担っているというのもあるかもしれないのですが、一番必要なのはコミュニケーション能力だと思っています。社内にも、社外にもいろんなタイプの人がいますから。性格や特性を見抜き、どういう伝え方が最適かを常に考えながら、丁寧にコミュニケーションを取る必要があります。

松野 これは私の経験上ですが、「めげない人」ですね。何か困ったことやトラブルがあった時にでも気持ちの上で負けずに、かといって他者に威圧的にならず、穏やかに物事を進められる人。強くある必要はありません。それよりもめげない、おおらかな人がいいかな。

八木 願わくは、経営企画的な観点を持つ、経営層の右腕のような存在にもなってほしいと考えています。経理として数字を普段から見ている中で、より密接に経営陣とも話をして、提案をするなど、そういう動き方もどんどんできる会社です。自由な会社だからこそ、自走してくれたり、自走したいと思える人であれば、より力を発揮してくれると思います。

松野さんのようにベテランの方でも、柔軟に働けるのもHelixesらしいところだと思います。経理として経験をたくさん積まれてきた中で、変化のある環境で働きたい、キャリアの幅を広げたいという方がいらっしゃれば、年齢問わず、一緒に働きたいですね。

  • Speaker

    Kohei Yagi
    Masayo Uemura
    Yoko Matsuno

  • Interview & Text

    Kentaro Okumura

  • Edit

    Kohei Yagi

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