2023年度中途入社 社員インタビュー|培ったスキルと経験を胸に、自らの「好き」へより近づいていきたい
2024.03.26
Helixes Inc.のメンバーやそのマインドについて発信していく「Helixes.log」。
今回は、2023年にHelixesに中途入社し、約半年ほど経過した女性2名の社員へのインタビューをお送りします。デザイン、映像とそれぞれの強みを活かして活躍するデザイナーの亀田と、アシスタントプロデューサーの佐藤。それぞれがHelixesへ入社した理由、現在と今後の仕事への思い、入社後のギャップなどのエピソードと共にHelixesのカルチャーについて話します。
─まずは、これまでの経歴も含めて自己紹介をお願いします。
亀田 デザイナーの亀田です。社会人歴で言えば4年目で、前職はデザイン会社で働いていました。Helixesに入るまで映像に関わってこなかったのですが、入社後はグラフィックデザインを中心に、ディレクションにも少しずつ関わるようになっています。
担当としては『INZONE』をはじめとしたゲーム関連や、ユース向けのプリキュアのプロジェクト『precure genic』、また弊社のアパレルブランド『MEQRI』のデザインなどにも携わっています。細かいデザイン作業が多いですが、アートディレクターとして幅広くデザインに関わる部分をディレクションすることもあります。
佐藤 私は今はアシスタントプロデューサーという肩書きで、グラフィック案件の進行管理やSNSに関わる企画・ブランディング、クリエイティブディレクションなど幅広く携わっています。自分がメインで担当するものもあれば、プロデューサーのサポートに入る案件もあったりします。
亀田 2人とも、プレイヤーとしてプロジェクトに入るケースもあれば、企画段階から最後までまるっと受け持つこともあるという点は共通しているかもしれませんね。
─亀田さんの前職はデザイン会社とのことですが、具体的にはどのような仕事を?
亀田 ブランディングに強いデザイン会社で、商品開発やパッケージデザイン、家電商品のWebデザインや販促ツールを作ったりしていました。在籍したのは大学4年の頃からインターンで働いていたので、トータルで3年半ほど。その間にデザインやブランディングの基礎はある程度学べたという感覚はあって、次はもう少しエンターテイメントに寄ったお仕事をしたいなと思いHelixesに転職した流れです。
─ありがとうございます。では佐藤さんも教えてください。
佐藤 新卒で入社した会社では映像プロデューサーのアシスタントとして、進行管理やクライアント対応、音楽系企業のSNSコンテンツの企画やクリエイティブのディレクションなどを行っていました。もともと大学時代には映画制作部で自主制作の短編映画の制作に携わっていたのですが、それが楽しかったという経験があって。それで就活でも映像制作系の会社を受けて、最初に通ったのがその会社でした。オンラインプロモーションやSNS周りの施策などにも長けていたため、幅広い領域の経験が積めたかなと思います。そのあたりの仕事は、今Helixesでやっていることにも割と近いですね。
その会社の最後の方では、自社製作のバラエティ番組を企画して動画配信プラットフォームに売り込んだり、制作や宣伝の責任者として全体を統括するという仕事に関わらせてもらいました。番組を企画立案したプロデューサーと一緒に、テレビ業界で活躍している総合演出の方や構成作家さんたちと、イチから番組を作る、という。また、プロモーションの一環として番組の公式Instagramを開設し、企画や運用、スチール撮影などの経験も積みました。自社コンテンツの宣伝にも携わる中で、映像制作以外の分野で「できること」の幅を増やしたいと思うようになり、転職した先が2社目となるSNSマーケティングの会社でした。在籍していたのは1年ほどでしたが、SNS戦略や分析など、1社目で不足していた知識を身につけることができたと感じています。ただ、あまりクリエイティブを重んじる風潮がなかったのと、次のキャリアプランを意識した上での転職だったこともあり、このまま居ても伸びしろに限界があるなと感じて。Helixesは映像やグラフィックはもちろん、イベントやプロモーション、広告、WEB、マーケティングなど統合プロデュースもできるし、それでいてクリエイティブに強みがあって、自分が好きなエンタメ領域に強い。そこが魅力的に映りました。
─その際の候補はHelixes以外にも?
佐藤 そうですね。映像とSNSの両方の知見をエンタメ業界で活かすことができるという軸で、事業会社や制作会社を何社か受けていました。私は他の皆さんのようにmaxillaのことを前から知っていたというわけでもなくて、Wantedlyでスカウトをいただいたのがきっかけで知ったんです。カジュアル面談では制作だけではなくクリエイティブエージェンシーとして統合プロモーションに携わる案件もあるなど、お仕事内容について具体的に伺いました。そこからmaxillaのInstagramを見ると知り合いの監督がフォローしていたり、音楽、アニメ、お笑いと幅広く手がけていて、なにより「かっこいいもの」をつくっていたので興味を持った、という経緯なんです。
責任の大きさとやりがい
─それまでとの会社との大きく違う点はどこでしょうか。
佐藤 これまでは100〜200人規模の会社だったので、Helixesのような数十人規模の会社は初めてで、「あ、こんな感じか!」と色んな面で実感が湧いてきたところです。一人ひとりの背負っている責任が大きいこともそう。大きな会社だと10人ぐらいで回す案件を5人ぐらいでやっていたり、代理店と制作の動きを少数精鋭のチームでまわしているのには驚きましたね。
亀田 責任の重さは私も感じています。前職の会社の規模は同じくらいでしたが、基本的にはデザイン職だったので、手を動かせる人が多く分担作業ができました。Helixesの場合、一つの案件につくデザイナーや映像ディレクターは基本的にはひとり。自分でほぼ全てを手がけることになるので、責任との裏返しですが、だからこそ感じられるやりがいもあります。現在もあるIPの案件に携わっているのですが、個人的にすごく好きな作品というのもあって、プロデューサーともフラットに議論できるので、そうした点も楽しいですね。
思いがあれば自主提案して挑戦できる
─実際に入社してから、イメージとのギャップなどはあったりしましたか?
佐藤 入社4年目ぐらいの男性メンバーが社長に対して親しげに喋っているのを見てびっくりしましたね。初日だったこともあり(笑)。
亀田 良い意味で社長っぽくない人で、そうしたところもフラットな雰囲気に繋がっているのかなと思います。あとmaxillaの初期の映像から、勝手に「体育会系なのかな?」と思ったりしたんですけど、全然違いました(笑)。みんな優しいです。文化系なんだけど明るい感じ。
佐藤 それぞれが何かしらのオタクですよね。好きなものに対して熱量の高い人が多い。個人的には、お笑いの劇場を観に行く頻度が減ってしまったので、そこはうまくバランスを取っていかないとな、と思っています。
というのも入社してから、さまざまなコンテンツIPに関わるようになり、お仕事で必要なインプットにかなり時間がかかるという感覚があるんです。これまで自分が接してこなかったようなタイプのコンテンツも積極的にインプットすることがHelixesにおいてはすごく大切です。みなさんそのインプットもしながら、その一方で好きなものへの熱量も失わない方たちなので、バランスの取り方が上手だなと思います。
─今後の仕事で挑戦したいことはありますか?
佐藤 お笑い関係はもっとやってみたいですね。前職でバラエティ制作の経験もありますし、面白いことや、誰かのお守りとなるようなコンテンツをつくることで、人の心を動かせるようになりたいと思います。
亀田 K-POPなどの音楽が好きなので、音楽系の案件はもっとやりたいです。アーティストの商品開発やグッズ、ファッションなどトータルでできるといいな。他分野の案件ではそれに近い構造で仕事ができているので、ゆくゆくはより自分の好きなジャンルに近づいていけたらと。
─そのやりたいことを実現する方法、何かイメージはありますか?
佐藤 うーん。でも、社内には自分の得意分野で企画してクライアントに売り込んでコンテンツ化できている人もいるので、可能性としてはあるんじゃないかなと。
亀田 そうですね。やる気と技術やスキル次第でどんどん自主提案していい風土があるので、本当に自分次第なんです。まだまだ私はできていないけど、次の目標はそこです。
自らアンテナを張って物事を考えていける人
─では最後に、どういう特性の方が会社の風土に合うと思いますか?
亀田 リモートワークがメインの人もいるので、一般的に社会人に求められるコミュニケーション能力があれば全然問題ないと思います。トップダウンで縦割りの雰囲気ではなくて、みんなでわいわいフレンドリーに、フラットな関係が好きな方は向いていると思います。
佐藤 成長という意味では、大企業のようにガッツリ人から教わる機会が多くないため、プロデュースグループに関していうと、プロフェッショナルを育てるというよりは、総合的な能力の高いジェネラリストが育ちやすい環境のように感じます。いろんな領域、役割を担う機会も多いので、自分でアンテナを張ったり、自分で物事を考えて進めながら成長できる人が向いているのかなと。中途の方の場合であれば、自分の得意ジャンルを活かしつつ、新しく他のことにも挑戦したいとか、好奇心が強い人が向いていると思いますね。
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Speaker
Kano Kameda
Momoka Sato -
Interview & Text
Kentaro Okumura
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Edit
Kohei Yagi
Hanako Yamaura
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