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「IP起点で企画に携わりたい」「人間関係を重視したい」──リファラル採用の2名に聞く、Helixes入社の決め手

2023.10.17

Helixes Inc.のメンバーやそのマインドについて発信していく「Helixes.log」。

クリエイティブプロデューサーの後藤とプロジェクトマネージャーの新津は、どちらもリファラル採用によって入社した2人。前職までの経験の中で、それぞれが転職の思いを抱く中、メンバーの紹介を受けてHelixesへの入社を決めました。2人が入社前に感じたHelixesの魅力、そして入社後の仕事での心躍る瞬間などを聞きます。

これまでの経験を活かしながら、一つ上のレイヤーで仕事をしたい

─まずは2人の所属部署と仕事内容を教えてください。

後藤 maxilla事業部でクリエイティブプロデューサーを務めている後藤です。前職までの経験を活かして、イベントプロモーションやWebの案件をメインに携わっています。

新津 同じくmaxilla事業部でプロジェクトマネージャーを務めている新津です。今はグッズ関連の仕事がメインで、それ以外にはライブ映像やプロダクトムービーなどのプロジェクトにも関わっています。

─Helixesに入社した経緯を教えてください。

後藤 私は前職でWebディレクターとコーダーを兼務するような形で働いており、さらにその前はデジタル領域を中心とした全般的なイベントプロモーションの仕事をしていました。これまでの経験を活かして、より上位のレイヤーからプロジェクトに関わってみたいと思ったのが動機です。

─上位のレイヤーというとどういうイメージでしょうか?

後藤 イベントプロモーションの仕事をしていたときはプロデューサーに近い立場で、技術的なところはほとんど把握していなかったんですが、もし1人で案件を回すことになったとき、何もできないんじゃないかという不安を抱くようになったんです。Webサイトのちょっとした修正も協力会社にお願いしないといけないし、技術を知らないから相手と議論しながら作れない。そういう自分への歯がゆさがありました。このままだと「伝言が上手な人」にしかなれないじゃないか、と。もっと意志を込めて、自分の手で何かを作りたかったんです。

─そのために、何らかの技術を身につけたいと。

後藤 そうですね。それで、Webディレクションやコーディングといった自分の手で制作を行うことを経験するために前職の会社に転職しました。エンタメ領域を中心にWebサイト制作の経験を積むことができ、イベントプロモーションの企画運営から、サイト制作まで一通り自分でできるようになったかなとは思います。

いっぽうで、じゃあそのままWebディレクターやコーダーで居続けるのかというと、それも違うなとも考えていました。どうしたいのか自問自答したときに、これまで経験してきた仕事を活かせるような会社で、それも自分が好きなエンタメ領域で働きたいという思いが芽生えてきて。もともと前職の同僚だった松井さん(※Helixesのクリエイティブプロデューサー)と飲んでいるときにHelixesについて聞いていたこともあって、ここが自分が求めている場所なんじゃないか、と思うようになりました。

良い人間関係が育まれている組織を求めていた

新津さんはいかがですか?

新津 大学時代に休学して広告代理店のインターンプログラムに参加したのですが、そこで現在Helixesのアートディレクターを務めている友人と出会ったんです。5人くらいのチームを組んで、1年ほどかけて広告案件の企画やイベントの開催などの仕事を経験しました。もともと考えることがすごく好きだったので企画は向いているかなと思っていたんですけど、プログラムの後半に差し掛かった頃、「考えることだけ」を仕事にするのは違うかも、と思い始めて。自分にとっては、少しプレッシャーが強く、もう少し違う角度から仕事ができたら良いなと考えていました。

この話を当時の同僚に相談したところ「誰のために仕事をするのが1番幸せかを考えてみたら?」とアドバイスをもらったんですね。考えてみると、私が1番幸せを感じるのは、同じチームメンバーのために働いているときだって思って……今もその気持ちは持ち続けています。インターン終了後は、一度コーヒー屋さんとか、本屋さんで働いてみたりもしました。街の人とおしゃべりしながら仕事をするのがすごく楽しかったです。そこで街や地域の仕事に就こうと、ある地域系コンサルの会社で働くことにしました。が、その会社ではずっと仕事を続けられるイメージがあまり沸かなくて。そんなときに、その友人に「maxillaの人たちと鍋してるから来ない?」って軽い感じで誘われたんです。トータルで言うと、入社する前に二回ほどメンバーのみなさんと飲む機会があったでしょうか。みなさんの人柄や人間関係に惹かれて、最高だなと思って入社しました。

後藤さんは、Helixesのどういう点に魅力を感じましたか?

後藤 エンタメ領域にすごく関心があったことが一つですね。前職でもIPを扱うこともあったんですけど「企業プロモーションのためにどうIPを活用するか」という視点での企画が多くて。それはそれで正しいと思いますし、貴重な経験をさせていただきましたが、IPの視点に立って、キャラクターや作品の魅力を多くの人に届ける仕事もしたいと思っていました。それも、決まった企画を制作するという形ではなくて、企画の根本の部分から携わりたかったんです。

そういう点で、HelixesはIPを持つ企業から直接依頼を受けて、ゼロベースで企画を立ち上げるところから携われることもあると松井さんから聞いていて、とても魅力的に映りました。また、Webを担う人材が多くないとも聞いていたので、自分の経験をフルで活かせるかなと思えたのも大きかったですね。

協働によって自らの能力を活かす

新津さんはメンバーの人間性や関係性に惹かれたという話でしたが、どういう仕事をしたいかという点について考えることはなかったですか?

新津 いい人間関係の中で働きたいという気持ちが大きかったので、仕事の内容についてはそこまで重要視していませんでした。とはいえ、広告領域の仕事はインターンもしていたぐらい好きなので、良い人間関係の中でその分野に関われればどんなことでも楽しくやっていけると思っていました。

ただ、Helixesにはアニメや音楽などのカルチャーが好きな人が多いのですが、私はそこまでコアなオタクというわけではないので、その点は少し不安でしたね。面接でも「みなさんほどIPには詳しくないですけど、大丈夫ですか?」と何度も聞いたのを覚えています。入社後いろんな人からたくさん魅力的なタイトルとその良さを教えてもらっているので、ありがたいです。

入社後、すぐにプロジェクトマネージャーに?

新津 はい。プロジェクトマネージャーのポジションがまだ立ち上がったばかりで空いていたことや、友人の助言もあって。結果的にすごく自分の性に合っています。やっぱり身の周りの人のために働くということが自分には合っていて、能力が活かせるのかなと思っています。

─後藤さんは入社後はどういう仕事を?

後藤 IPのWebサイトを制作したり、イベントのプロデュースや映像ディレクションなど幅広いです。大きく変わったのは、企業起点じゃなくてIP起点になったことですね。自分の希望でもあったので、思った通りの仕事ができているかなと。最近の具体的な案件としては、「ONE PIECE DAY」というイベントでフィギュアを展示するゾーンを担当しました。世界レベルのIPなので、とてもやりがいがありました。

今後の理想としては、統合的な案件ができることをもっとアピールして、自分にお客さんがつくような状態を目指したいです。Web、イベント、映像など統合的なプロデューサーとして信頼を得ていきたいですね。何でもできるオールラウンダーを目指します……と、大きなことを言ってみました(笑)。

─新津さんはこれまでの仕事で印象的なものはありますか?

新津 SIRUPの武道館でのライブ関連の仕事(SIRUP 5th Anniversary Special Live 「Roll & Bounce」)です。入社初期の頃に関わった案件なのですが、かなりmaxillaの色が出ていて自分自身鍛えられた案件だったこともありますし、そこで作り出されたものがめちゃくちゃかっこよくて感動しました。あと、今後藤さんと一緒に入っている、あるアニメIPの企画系案件も昔見ていたということもありとても楽しいです。自分の好きなクリエイターさんなどをアサインできたり、役職関係なく様々な案件のフェーズに関われるのがとても嬉しいですね。

─最後に、Helixesで仕事をしていて気持ちが高揚した体験があったらぜひ教えてください。

新津 自分では気づいていなかったんですけど、私、エクセルで表を作って物事を整理整頓しているときにテンションが上がるみたいで。整理されたデータが誰かのためになっているって実感したり、自分にはこういう能力があるんだって思えたりするんです。そういう自分の強みって気づかないことも多いものですが、社内で周りの人から強みを教えてもらえると存在意義を感じますね。

後藤 存在意義で言うと、様々な案件で仲間から相談されるので、自分は求められているんだと嬉しくなります。反面、忙しさに参ってしまいそうになるときもありますけど。ただ、そうやっていろんな案件に入って、みんなが楽しくプロジェクトを進められるような空気感を作っていくのもクリエイティブプロデューサーの役割だと思っています。みんなが楽しそうに仕事をしている姿が見られるのも、この会社で働いていてよかったなって思う瞬間の一つですね。

  • Speaker

    Mai Goto
    Moe Niitsu  
     

  • Interview & Text

    Kentaro Okumura

  • Edit

    Kohei Yagi
    Hanako Yamaura

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