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2025年度 中途採用 社員インタビュー|プロダクション経営から“チームプレイのものづくり”へ──Helixesで選んだ、チームとともに歩む働き方 – 金沢康行 (maxilla・プロダクションプロデューサー・フォトグラファー)

2025.08.29

Helixes Inc.のメンバーやそのマインドについて発信していく「Helixes.log」。
今回は、2025年1月にプロダクションプロデューサーとフォトグラファーを兼務する形で入社した金沢に、これまでのキャリアやHelixesでの働き方などについて話を聞きました。

─現在の役職とHelixesでの主な業務内容について教えてください。

プロダクションプロデューサーと、フォトグラファーを兼務しています。撮影案件では一人で全体をまとめる場合もあれば、プロジェクトの規模に応じてアシスタントプロデューサーと連携しながら進行管理を担うこともあります。

最近だと、NHKで放送された『それでもヒトはモノをつくる』のアートディレクションとオープニング映像の制作において、プロデューサーとキービジュアルのフォトグラファーとして関わりました。学生時代からしっかりオタクだったタイプなので、アニメやゲームの仕事にはよくアサインされます。また、10年以上プロダクションを経営していたこともあって、そのつながりからいただく案件もあります。

─プロダクションを経営していたんですね。

大学卒業後に写真を軸とするプロダクションを立ち上げ、Helixesのクリエイティブエージェンシー事業部であるmaxillaのメンバーとはその頃からずっと交流がありました。彼らは映像がメインだったので、フォトグラファーとして依頼をいただくことが多かったです。

─プロデューサーとフォトグラファーの兼務は珍しいのでは。

そうですね。以前の記事でも「当時のmaxillaにはプロデューサーという概念はなかった」と触れられていましたが、その点は昔の僕たちも同じでした。お互い「やりたいことをやりたい奴らが集まったチーム」だから、何をやるにしても全部自分たちでやるしかない。与件を整理することや、予算を管理すること、期日どおりに納品できるようプロジェクトを進行するという職務を、世間ではプロデューサーと呼ぶんだ、とあとから……比較的最近知ったという感じです(笑)。

─フォトグラファーとしてこういう写真を撮りたい、という方向性はあったんですか?

はっきり「ある」と言えるかどうかは難しいところですね。アウトプットが良くなるのであれば、自分が撮らなくてもいいというのが基本スタンスです。実際にそういう(フォトグラファーをアサインする)案件もよくありました。撮っていなくても「これを作ったのは自分だ」と言えるのだったらいいかな、と。

それを前提に言うと、個人的には細かく数値やロジックをもとに、精密な調整を重ねて作り上げる写真のほうが得意だとは思います。maxillaとの最初の仕事であるaudio-technicaの広告も、 “バチバチの”物撮り。若い世代でこういった技術寄りの写真が撮れる人はあまり多くなかったこともあって、声をかけていただく機会が多かったのかなと思います。

─そうした写真への技術はどこで培ったのでしょうか。

大学です。当時は人物や静物を問わず、難易度の高そうな写真を大学の図書館から見つけてきては、どう撮っているのか、何が起こっているのかを読み解いて再現する、みたいなことばかりしていました。4年生の頃は課題そっちのけで、ファッションの専門学校のカタログを作ったりして、その頃から個人事業主として他のアルバイトをせずに暮らせるくらいの仕事はいただいていました。

そんな様子がアートディレクターである教授の目に留まって、先生から百貨店のキャンペーンビジュアルなどのお仕事をいただくようになったんです。芸術を理解する思考を叩き込んでもらった上で、ちゃんと仕事をするという道筋があると知れたのはラッキーだったと思っていますし、先生や大学には感謝しかないです。

仕事で多忙だったこともあって、卒業制作は写真作品ではなく光学理論をテーマにした論考。アーティスト志望の人が多い大学だったので、みんな引いてましたね(笑)。

─そのまま自身の会社を経営し続けるのかと思いきや、ここにきてmaxillaにジョインするというのは大胆なキャリアチェンジですよね。その背景も言える範囲で教えていただけますか。

色々あるので端的に言ってしまうと、ひとつはここ数年間自分の仕事のスケールがなかなか変えられないなと感じていたこと。そしてもうひとつ大きくあるのは、去年maxillaのディレクター・阿保くんたちとアメリカをトレッキングしたときの経験です。旅の途中で僕のテントが壊れてしまい、彼のテントで何日も一緒に寝ることになって。起きて20キロほど荒野を歩いて、ずっと話して、また一緒に寝る。そんな日々を繰り返しているうちに、だんだん「チームっていいなぁ…」と。長年企業で働いてきた人が独立したいと思うのとは逆に、僕はそろそろチームで働きたいという欲が出てきたんです。

─実際に入社してみていかがですか? 働き方も随分異なるとは思うのですが。

それがそんなに大きくは変わってないんです。むしろこれまでさんざんやってきた会社経営にまつわるバックオフィス関連の庶務をやらなくて済むようになったのは、マジで天国ですね。ただ、それよりも入社して一番感動したのは、同じような感覚で話せる仲間がたくさんいる、ということ。ふらっと喫煙所に行けば誰かがいて、最近面白かったことについて会話ができる。そういう環境はめちゃくちゃ刺激的だし、こういうのを(自分は)求めていたんだなぁって。新卒も含めた若い世代と話すとみんな楽しそうなので、長年近くで見てきた僕からしても、今の社内の雰囲気はいいんだなと思います。

──さきほどあった仕事のスケールアップについてはどうでしょうか。

写真のプロダクションだったら携わることのできなかったアニメ作品の仕事をさせていただけたり、確実に規模感が大きくなりました。そういう意味でこれから個人としてやりたいことはあると言えばありますが、実際に入社してみると、より「会社のみんなが幸せにやっていけるように」という気持ちが増しています。とくに僕は黎明期からいるメンバーとの付き合いも長いので、社員はもちろんですが、彼らも幸せにやっていってほしいなと。今は会社が更に成長する真っ只中なので難しいかもしれませんが、いつか昔みたいにその日に突然誘って雑に飲む、みたいなこともできたらいいなって、密かに思ってます。

  • Speaker

    Yasuyuki Kanazawa

  • Interview & Text

    Kentaro Okumura
     
     

  • Edit

    Kohei Yagi
    Yamato Soma

  • Photo

    Yasuyuki Kanazawa

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