「アウトプットの質でmaxillaを引っ張ってくれる存在に」─制作に特化したプロダクションプロデューサーを求める理由
2023.10.05
Helixes Inc.のメンバーやそのマインドについて発信していく「Helixes.log」。
maxilla事業部では、制作に特化したプロデュース業務を担う「プロダクションプロデューサー」を募集しています。この役職が生まれた背景、求められるスキルや期待すること、そしてmaxillaで働く魅力について、maxilla事業部に所属する松井、中瀬が語り合いました。
制作のプロとして映像を基軸に幅広く活躍できる役職
─まず、プロダクションプロデューサーという職種を新設した背景から教えてください。
松井 もともとmaxillaではプロデューサーとアカウントプロデューサーという2つの職種に分かれていました。前者は、主に制作を行なうプロダクション側の立ち位置で、後者はエージェンシー的に営業の窓口として動くという役割分担です。
その頃はプロデューサーが8割、アカウントプロデューサーが2割といった人数の割合だったため、いわゆるプロダクションとしての案件のほうが多かったのですが、2023年に入ってから、クライアントとより長期的に関われるような持続的な案件を増やす方針を打ち出したことで、アカウントプロデューサーにはプロデューサー的制作力、プロデューサーにはアカウント的営業力のようなスキルセットが重要視されるようになってきたんです。
この流れを受けて、2023年の春頃にどちらの役職も「クリエイティブプロデューサー」という新たな役職へと統合しました。それによって次に必要になってきたのが、専門的に制作を管轄するプロデューサーです。クライアントと長期で併走し、より深い部分から関わっていくクリエイティブプロデューサーがあり、それとは別で制作に特化したプロデューサーとして「プロダクションプロデューサー」の応募を開始した、というのが大きな流れになります。
─制作というと映像がメインになるのでしょうか?
松井 そうですね。映像領域は必須です。ただそれ以外にも展示会だったり、Web制作などもあります。映像を基軸としながら、他の制作物にも果敢に取り組んでいただける方が望ましいですね。
様々なパターンを想定し、現場の雰囲気づくりも得意な人
─クリエイティブプロデューサーの松井さん、アシスタントプロデューサーの中瀬さんはそれぞれどのような人がプロダクションプロデューサーとして活躍できそうだと考えていますか?
松井 仕事の流れから話すと、まずクリエイティブプロデューサーが予算や現場の進め方などの大局的な方針を決定します。その後、実際の制作に関してはプロダクションプロデューサーにお任せし、クリエイティブプロデューサーはクライアントとのコミュニケーションを通して、マーケティング周りの事情も加味した落とし所の検討に注力します。このような流れなので、大枠の予算やスケジュールはありながら、制作に関しては様々なパターンを視野に入れながら、柔軟に進められるスキルが求められるかなと思います。
中瀬 現場をまとめる力というか、チームとしてみんなでいいものを作っていこうみたいな雰囲気づくりが上手な人だと活躍できるかなと思います。現場には顔なじみの人だけでなく、初めて参加される方もいます。そうした状況下で、どれだけ士気を高めてひとつにまとめられるか。雰囲気が悪い現場は居心地が悪いものですし、撮影のムードも悪くなってしまうので、良いアウトプットには繋がらないと実感しています。
─映像制作の現場では予期せぬ事態も起こりがちですよね。そうしたときに、いかに冷静に対処できるか。
中瀬 私が実際にいた現場でハプニングが起きたとき、一瞬不穏な空気になったのですが、すぐにあるプロデューサーが「大丈夫」と言って、即座に話をまとめてくれることがありました。プロデューサーが先陣を切って対処してくれると、何があったのか状況が見えづらいスタッフも「ひとまずは大丈夫なんだ」と安心して仕事に集中することができます。チームとしてまとめる力、現場でのハプニング対応などに長けたプロダクションプロデューサーがいてくれると助かりますね。
視点の多さが、アイデアのバリエーションと力強さになる
─入社後はどのように働くことになるのでしょうか?
松井 入社後は案件に入ってもらって、制作をどんどん回してもらうことになると思います。サポートメンバーとして、中瀬やPMに入ってもらって、一緒に進めてもらうイメージです。
─最初から独り立ちして進めてもらうということですね。
松井 そうです。制作プロダクションでプロデューサーをやられていた方だったら、むしろ我々よりもできることの幅が多いと思っています。maxillaの現場を剛力で引っ張っていってくれるぐらいの動き方をしてもらえると嬉しいですね。
─maxillaで働くことの魅力はどこにありますか?
松井 制作機能が社内に揃っているので、提案も含めてスピード感を持って進められるところはとても面白いと思います。提案段階で仮のデザイン案を出したり、仮のMV企画を出したりする場合も全て社内で完結できるので、煩わしい思いをすることはありません。
あとは、カルチャーとして、各メンバーが自分の好きなものへの愛情が強く、制作のバックグラウンドが幅広いのが特徴だと思います。メンバー同士で企画のディスカッションしているときも、多様なアウトプットのアイデアや視点が入ってくる。自分だけでは思いつかなかったような手法で企画を肉付けしてくれることがあって、そこが僕にとっては魅力的なところですね。
中瀬 自分が興味にあることに近い仕事ができるのは、maxillaで働く魅力だと思います。松井さんが言ってくれたように、最終的にたどり着きたい着地点が同じ意識だとしても、その過程で出てくるアイデアが全然違ったりするのは本当に面白いですよね。混ざり合ってチームになるという感覚でしょうか。
クオリティを高め、新たな仕事へとつなげる
─混ざり合ってチームになるというのは、maxillaらしい言い方かもしれませんね。
中瀬 中には突拍子もないアイデアを出す人もいるんですけど、みんなそうした意見を否定することはなくって。まず受け止めたうえで、そのアイデアを活かしつつも、他のアイデアの良さも失わない、という落とし所を探すという意識が共有されている。他者を否定せず話し合うカルチャーがあるので、自分の意見もすごく言いやすいです。
松井 maxillaは企画の立ち上げの部分、つまり「0→1」に近いところで働けます。代理店経由での案件ではなく、直接クライアントから受注している仕事がほとんどなので、初期段階で制作側からもどんどん意見を取り入れて案件を進めることもできます。制作に関する専門的なスキルと経験を活かしてmaxillaを引っ張っていってくれる人、質の高いアウトプットでクライアントからの評価を得るような仕事の仕方に興味を持ってくれる人がいたら、ぜひ積極的に応募していただきたいですね。
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Speaker
Issei Matsui
Shiho Nakase -
Interview & Text
Kentaro Okumura
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Edit
Kohei Yagi
Kanako Himeno
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