三者三様の新入社員3人が語る、Helixesで働くということ
2023.10.24
Helixes Inc.のメンバーやそのマインドについて発信していく「Helixes.log」。
今回は、2023年4月に新卒入社した3名の新入社員に、就職活動の進め方や入社の決め手、入社後に抱いている会社への印象などを聞きました。
─今日は2023年度の新卒入社3名に集まっていただきました。3名とも、maxilla事業部に所属だそうですが、まずは自己紹介からお願いできますか。
姫野 プロジェクトマネージャー職で入社した姫野です。今はアシスタントとして、先輩にフォローしてもらいながら、スケジュール管理や資料のたたき台づくり、クライアントとの窓口業務などを担当しています。
山浦 プロダクションマネージャー職で入社した山浦です。姫野さんと同じくアシスタントとして、スケジュール管理や資料作成のほか、撮影現場にも足を運び、現場がスムーズに進行できるようお手伝いなどをしています。
渡邉 ディレクター職で入社した渡邉です。僕の場合、大学在学中からお手伝いさせてもらっていたのもあり、今は先輩ディレクターのアシスタントとしてのお仕事が半分、もう半分は先輩方にサポートいただきつつ、いわゆる監督としてのお仕事もやらせてもらっています。
─入社半年でもうディレクターとしてのお仕事も担当されているんですね。どういった入社の経緯だったんですか?
渡邉 実は、中学生ぐらいの頃から知らず知らずのうちにmaxillaのファンだったことが始まりです(笑)。もともと僕はMVなどの映像を観るのが大好きでした。ただ、中高生ぐらいの頃は、MVを観ても「どこが作っているのか」までは意識していませんでしたし、映像を仕事にすることはあまりイメージできていませんでした。
転換点となったのは、福岡の大学に入学してHelixesから内定をもらっている先輩に出会ったことです。そのとき初めてHelixesやmaxillaという名前を知り、気になって調べてみたら、あれもこれも自分が好きだったMVは全部ここがつくっているじゃないか、と。そのときに、「ここで働きたい」と強い憧れが生まれて。しかも、同じ大学の先輩がいたことで、自分の中で一気にクリエイティブ業界で働くことが身近なものになったんです。
─具体的に好きだったMVで覚えているものはありますか。
渡邉 coldrainの「Six Feet Under」という曲のMVが印象に残っています。実写もグラフィックも両方得意とするmaxillaの良さが詰まっていて、自分もこんな映像をつくってみたいと最初に思った作品ですね。
─それから、どのようにHelixesにはコンタクトを取ったんですか?
渡邉 その先輩が主催したクリエイターイベントにHelixesの代表も参加していて、そのときに「クリエイティブ業界で働くためにはどうすればいいですか?」みたいなことを質疑応答のタイミングで聞いたら、丁寧に教えてくれて。その会が終わってから、アルバイトやインターンで少しずつ仕事のお手伝いをするようになり、大学4年生になったタイミングで、正式に選考を受けて今に至るという感じです。
─ほかのお二人はどうですか?
姫野 私は大学院でマーケティングを専攻していたこともあり、広告系の会社を中心に受けました。当時は「当たって砕けろ!」の精神だったので、就活サイトに掲載されていた広告系の企業ほとんどにあたるぐらいの勢いで(笑)。
その過程でHelixesのことを知ったんですが、決め手となったのはオンラインインターンシップでした。Helixesの場合、ある程度選考が進んだ段階で、職種に応じて週1回合計4回のインターンシップを実施しているのですが、そこでマーケティングに関する講義を受ける機会があって、それがとても面白かったんですね。ほかの会社のインターンシップだと、そもそもマーケティングとは何か、みたいなところから考える機会はなかったので、「ここなら自分の学んできたことを活かせるかも」と思ったのが大きかったかなと。
山浦 私はクリエイティブ業界に就職すると決めるまでに、1年間の休学を挟んでいます。もともと大学で学んでいたのは政治学でしたし、特別なスキルを持っていたわけでもなかったので、最初は幅広い業界を見ていました。ただ、中学生の頃からずっと演劇をやっていたり、何かをつくって表現することはすごく好きだったので、就活が始まってからも気持ちの整理がうまくつかなくて。
それで休学することにして、デザインなどのクリエイティブ関連から、営業などのビジネスサイドの経験まで幅広く積んでみて、自分は何がやりたいのか改めて考えてみようと。その結果、やっぱり自分は何かをつくることを仕事にしていきたいなと思いました。中でもHelixesを選んだのは、Helixesのクリエイティブが自分に一番刺さったからです。Webサイトで過去の作品を見ると、どの作品も自分では思いつかないような表現や世界観であふれていて、「あ、ここに入りたい」とビビッときたというか。
─山浦さんもオンラインインターンシップには参加したんですよね。
山浦 はい。姫野さんが話していたマーケティングに関する講義のほかに、毎週課題も出されたのですが、その課題に取り組むのがすごく楽しかった記憶があります。例えば、過去に手掛けた事例を題材に香盤表を組んだり、お題に即したロケ地を考えて、どう時間内にロケ地を巡るかを資料にまとめたり、実務に近い形の課題でやりがいがありました。
それと、ほかの会社と比べても、Helixesの社員の方々は課題に対して手厚くフィードバックをくれたり、就活についても親身になって話を聞いてくれる印象があって、会社の雰囲気が良かったのも入社を決めた大きな理由の一つですね。
─まだ半年ですが、実際に入社後に仕事に取り組んでみた印象を教えて下さい。
渡邉 やっぱり先輩方の仕事を見ていると、クリエイティブの質はもちろん、プロジェクトを進める上での手際の良さみたいなところも段違いなので、日々自分はまだまだだなと痛感しています。
ただ、そんな修行中の自分に対しても、先輩方はいつも「あなたはどう思う?」と聞いてくれて、みんなで議論しながらモノをつくっていくのが純粋に楽しいです。何百人も社員がいる会社ではなく、少人数だからこそ一人ひとりの個性を認めてくれる部分もあるのかもしれませんが、年齢など関係なく話し合いができる環境はありがたいなと思っています。
山浦 私は入社してから初めてプロダクションマネジメントの仕事に触れたので、何もできない自分に対する葛藤はやっぱりありますね。まだわからないことだらけです。ただ、実際に自分で資料を作成したり、現場に行ったりすることを通して、今まで一人の視聴者として見ていた映像の裏側を知れるのはすごく楽しいです。
それに、目標とする姿みたいなものも自分の中にできてきて。入社してすぐに関わらせてもらったアパレルブランドのプロジェクトで、同じ職種の先輩が中心となって、現場を盛り上げながら円滑に撮影を進めている姿を見て、なんてかっこいいんだろうと。今、思い出しても心が揺さぶられる光景だったので、自分も早くそうなりたいなと思っています。
─入社後早々にロールモデルのような方に出会えたんですね。姫野さんは、実際に仕事に取り組んでみて、いかがですか。
姫野 プロジェクトマネージャーの仕事はクライアントとの折衝の機会が多いのですが、物事を言語化する能力の重要性を日々感じています。クライアントからの相談を整理したり、整理した内容をチームメンバーに齟齬なく伝わるようにまとめたり。
それと、私の場合は入社してから「あ、これもやってたのか!」と驚くことも多くて、そんな会社に自分が所属していることがまだ信じられないというか。早く会社の一員と胸を張って言えるようになりたいなと思っています。
─当然、初めてのことでわからないこともたくさん出てくると思うんですが、そうした場合のフォロー体制はどうなっているのでしょうか。
山浦 今年からメンター制度ができたので、何か困ったことがあったら、すぐに担当のメンターの方に相談させてもらっています。ただ、だからといってメンター以外の先輩に相談できないわけでは全くないので、自分から資料のレビューをお願いすることもあれば、「何か困ってることない?」と皆さんから声をかけてくださることもあって、安心して仕事に取り組めています。
渡邉 僕もメンターの方だけじゃなく、いろんな先輩にタイミングを見計らってつくった映像のレビューをお願いしていますね。
─会社の雰囲気はいかがですか。
渡邉 やっぱり、すごい皆さんフレンドリーというか、仲がいいと思います。例えば、休日に会社の同僚と遊びに行く、みたいなことが普通にあるんです。もちろん、同じ部署や同じプロジェクトのメンバーならわかるんですけど、別の部署の方も分け隔てなく参加しているのがすごく素敵だなと思います。
山浦 そう、皆さん仲が良くて、笑顔が絶えないです。もちろん、ときには仕事で大変なこともあると思いますが、少なくとも新卒の私の目線からは楽しそうで、話しかけにくい雰囲気はありません。
渡邉 みなさん他のメンバーの趣味や好きなものへの好奇心が強い気がします。先輩方と話していると、周りの人の趣味から派生してその趣味に詳しくなった人がいっぱいいて、そういう幅広い好奇心みたいなものがクリエイティブの幅にもつながっているんじゃないかなと。
ちなみにHelixesで使用しているSlackには、誰でも閲覧できるメンバー個人のチャンネルがあって、そこに自分の好きなものをポストしておくと、それをきっかけに話が盛り上がったりすることもあります。
─最後に、姫野さんはいかがですか?
姫野 ほかの二人にほとんど言われてしまったんですけど、強いて言えば、代表のイメージが結構違いました。私にとって「社長」と言えば、会社にいなかったり、現場のことにあまり興味がなかったり、どこか近寄りがたい雰囲気を持っているものだと思っていたんです。でも、Helixesの代表の志村さんには全然そういう部分がなくて、ちょっとしたことでも、メンバーに対して「大丈夫?」「飯、行く?」みたいな。
渡邉 良い意味で社長らしくないというか(笑)。
姫野 そう。デスクも社長室みたいに別室が用意されているわけではなく、皆さんと同じ列に社長もポンといらっしゃるような感じで。そういう面を踏まえても、やっぱりすごく風通しの良い会社だと思うので、これからも先輩方に相談させていただきながら、楽しんで仕事をしていければと思います。
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Speaker
Hanako Yamaura
Eita Watanabe
Kanako Himeno
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Interview & Text
Yosuke Noji
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Edit
Kohei Yagi
Kanako Himeno
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