自主制作作品 | Charles Chung(maxilla / Director)
2022.05.01
Helixes Inc.のメンバーやそのマインドについて発信していく「Helixes.log」。
今回は、maxillaのディレクター兼デザイナーのチャールズ・チョンによる自主制作作品『NBA Character Sticker』をご紹介します。
―制作をはじめたきっかけは?
日本に来てから、ビックリマンシールのレトロでキラキラした、あの集めたくなるような愛着の湧くデザインに魅了されていました。そこで、私が大好きなNBAをモチーフにしたシリーズが展開されているのか検索してみたものの見つからず、自分で制作してみようと思ったのがきっかけです。
また、NBAの人気選手は、個々の強みとプレーの特徴からニックネームが付いていることが多く、ギャグのような愛称からかっこいいニックネームが存在するので、制作するにあたってモチーフとなる要素が沢山あるので面白いと思いました。
―制作工程はどんな流れだった?
まず初めに、個人的に好きな選手も含めてモチーフにしやすいNBA選手をピックアップし、グラフィックの要素として必要となってくる、選手の出身地、キーワードや戦績など選手に関するネタを集めます。次に、構図を決めていくステップで、選手がシュートやダンクを決めた後のポーズや仕草をリサーチ。ファンが一目見ればどの選手かわかるように、ポーズはなるべくポスターやCMの素材をモチーフにしてます。そして、顔を描いて、ある程度構図が固まったら、ニックネームから引用したビジュアルを加えていきます。
例えば、Lebron James (レブロン・ジェームズ) なら “King James” がニックネームなので、王冠やマントを加え、Kawhi Leonard (カワイ・レナード) の場合、最近では “Cyborg” とも言われてるので、メカ要素をデザインに落とし込みました。背景には、キーワードとニックネームのモチーフを反映し、最後はビックルマンシールのフォーマットに合わせて完成です。今回制作で使用したソフトは、Adobe IllustratorとAdobe Photoshopです。
―最後にひとこと!
本作品を通じて、コレクタブルとしてNBAのファンが見て面白いと思ってもらえたら嬉しいですね。最近では、CG作品に力を入れていますが、今後もグラフィック制作は進んでどんどんやっていきたいです。
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Speaker
Charles Chung
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Edit
Luna Goto
Kohei Yagi
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