2025年度 中途採用 社員インタビュー|Helixesは中から見ても”よくわからない”ほど多様な領域を手がける会社 – 高見(maxilla・アシスタントプロデューサー)& 山内(maxilla・クリエイティブプロデューサー)
2025.07.03
Helixes Inc.のメンバーやそのマインドについて発信していく「Helixes.log」。
今回は、アシスタントプロデューサーの高見とクリエイティブプロデューサーの山内、2024年10月に中途入社した2人のキャリアやHelixesでの仕事、今後の展望について話を聞きました。
ーお二人は24年10月と同時期の中途入社ですが、現在の役職とHelixesでの主な業務内容について教えてください。
高見 アシスタントプロデューサーとして、Helixesのクリエイティブエージェンシー事業部であるmaxillaに所属しています。もともと広告映像のディレクターとしてキャリアを積んできたので、映像系プロジェクトの進行管理や現場の進行、またプロジェクト全体の進行を担当することが多いです。
最近では、『Apex Legends』の世界大会(日本開催)におけるソニー出展ブースをメインでプロデュースし、ステージディレクターも担当しました。イベントをゼロから作り上げるのは、映像と違って新鮮で面白い経験でした。


山内 私は前職の広告代理店でプランナーとして、映像から店頭キャンペーンまで、オンライン・オフライン問わずプランニング業務に携わっていました。Helixesにはプランナーという役職がないため、クリエイティブプロデューサーとして入社し、基本的にはプランニングのスキルを活かしつつ、プロデュース業務も担っています。具体的には、『アイドルマスター』関連や『攻殻機動隊』関連、『ONE PIECE』スピンオフ『CHOPPER’s』のコンテンツ企画やPRなどにも関わっています。
(https://www.instagram.com/p/DLpGn9VvvuH/?img_index=1 , https://choppers.onepiece-base.com)
自分の青春はmaxillaによって形作られていた
ーこれまでのキャリアと、Helixesへの転職に至ったきっかけは?
高見 新卒で人材紹介系のメガベンチャーに入社し、1年間インドネシアで営業を経験しました。その後、映像業界に転身し、最初の制作会社で約3年ディレクターなどを務めた後、もう少し規模が大きい制作会社にて同じくディレクターとして転職しました。そこで5年間、広告CMや企業のブランディング映像などのディレクターを担当しました。
Helixesに転職したきっかけは、現在クリエイティブプロデューサーを務める村上が、最初の映像制作会社での先輩だったこと。家が近かったので、転職した彼から「Helixesってめっちゃ面白い会社だよ」と聞いてたんです。当時は転職を考えていなかったんですけど、ちょうどディレクターからプロデューサーへのジョブチェンジを考えていたタイミングだったり、話を聞くうちに楽しそうだなと思ったり、経営陣と会う機会もあって、村上からのリファラル採用としていつの間にか転職してましたね(笑)。
山内 僕の理由は大きく二つあって、一つは純粋にものづくりが好きだということ。デザイナーの父の影響でもともとグラフィックデザインが好きで、バンドをやっていた頃は自主制作でジャケットやフライヤーを作ったりもしていました。それで広告業界に入ったんですが、作る現場からは遠いと感じることも多くて、プロの制作現場をより知りたい好奇心が大きかったですね。
もう一つは、幼少期からずっとアニメオタクなので、アニメや漫画といったIPにもっと深く関わりたかったんです。前職で自分の手がけたタイアップ企画が成功したこともあって、アニメ関連の案件をよく依頼されるようになっていたのですが、それならIPをより深く扱える会社で専門性を高めた方がいいかもしれないなと。
もともと僕が広告業界を目指したのは、初音ミクの「Tell Your World」が起用されたGoogle ChromeのCMを中学生の時に見て、「広告ってこんなことができるんだ」と感動したからなんです。当時はまだ一部の熱心なファンの間で楽しまれていたニコニコ文化をフックアップして、地上波で誰もが感動できる映像として放映されていた。あのCMを見て、自分も同じようなことがしたいと思うようになりました。
maxillaを知ったのは、転職したいなと思い色々探し始めてから。調べていくと、昔から見ていたボカロのMV、じん(自然の敵P)さんの「日本橋高架下R計画」などもmaxillaが制作していて、「自分の青春はmaxillaによって形作られていたんだ…!」と衝撃でしたね。それですぐにウェブサイトから直接メールで応募しました。

手がける領域は、”よくわからない”ほど広い
ー実際に入社した上でのHelixesの印象は?
高見 入社前からMVに強いというイメージはありましたが、正直「何をやっている会社なのかよくわからない」というのが第一印象でした。ウェブサイトを見ても全体像がいまひとつ掴めず、面接でも「この会社は何をやっているんですか?」と何度も聞いた記憶があります(笑)。不思議な会社ですよね。入社して半年経った今でもその多様さが毎日新鮮で、まだ全容を掴みきれていない気がします。
入社後にまず驚いたのは、案件の規模の大きさ。前職で扱ってた案件とは桁が一つ違います。それも含めて、これまでできなかったような表現に挑戦できる会社なんだと思います。ディレクター陣から上がってくるもののクオリティが高いので、毎回楽しみにしてます。
山内 僕も実際に入社してみて、思っていたより手がけている領域が広いことに驚きました。最初は漠然と”クライアントと直接やり取りする制作会社”というイメージだったんです。でも、『CHOPPER’s』もそうですが、新規IPの開発から提案、作品そのものの宣伝計画立案など、”広告コミュニケーション”という枠を超えて、より広い作品全体の戦略からそのアウトプットまでに取り組んでいます。良質な映像クリエイティブという軸があって、その軸から手がけていく領域がめちゃくちゃ広い。前職だと経験しづらい仕事にも関わることができて、勉強することも多いです。
高見 また、クライアントさんからの信頼が厚いというのも感じます。これまでの作品だけでなく、資料作りの段階からクオリティの高いものを出すことで、クライアントさんが全幅の信頼を寄せてくれているという印象を受けます。外から見ると情報は少ないんですけど、中はとても真っ当というか、ちゃんとしている会社だなと思います。
山内 前職との比較で言うと、Helixesは仕事のスピード感が圧倒的に速いです。代理店だと、どうしても情報伝達も縦割りになってしまうところ、Helixesはそうではない。企画から実行までが速いですし、ディレクター陣の作業スピードとクオリティの高さもすごく魅力だと感じます。そうしたスピード感をつくる組織体制やチームワークが、新しい事業への挑戦を生んでいるのだろうし、それが今言った領域の幅広さの要因なのだろうとも思います。
ほかに驚いたのは、大学時代にEmoというジャンルの音楽──バンドだとMineralやPenfoldが好きで、僕もバンドをやってたんですけど、ニッチなジャンルなのに社内に詳しい人がたくさんいたのにはかなりびっくりしました(笑)。
“人に思い出される企画”を書きたい
ー最後に、お二人がHelixesで目指す未来像についてお聞かせください。
高見 Helixesにはプロデューサーとして、大きくクリエイティブプロデューサーとプロダクションプロデューサーという二つの軸があります。まだプロデューサーとしての経験が浅いので、どちらを目指すべきなのかは決まっていません。ただ、ディレクターだった経験も踏まえて、まずは自分がやるべき仕事を制限せず、時にはディレクションやカメラも回すハイブリッドなプロデューサーとして会社の指針に合わせながら成長していきたいと思っています。
あとは自分はゲームが好きで、すでに関連の仕事もいくつか担当しています。特にeスポーツは若い業界なので、まだ世に出ていない新しい企画や表現、IPコラボなどがHelixesでならできると思います。
山内 僕がずっと目標にしてるのは”人に思い出される企画”です。やっぱり人に思い出されるって、めちゃくちゃすごいことだなって。広告はその性質上、どうしても忘れられやすいものですが、Helixesなら忘れられない企画が書けると思っているので、それをやりたいですね。より個人的には、今はまだ名前のないものになりたい、とは思っています。広告プランニングやコンサル的な戦略立案だけをやるのではなく、地に足が付いていた「あの人みたいになりたい」って思えるような存在ですかね。
そうそう、あと最近「トーチweb」でマンガ『生活保護特区を出よ。』を読んでめちゃくちゃ感動したんで、何かでぜひ関わりたいです!

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Speaker
Takami Tatsuru
Yamanouchi Tasuku -
Interview & Text
Michi Sugawara
Kentaro Okumura
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Edit
Kohei Yagi
Riko Nakagawa -
Photo
OH WANG
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